速く走るためのコツは、「足の回転数」x「歩幅」です。
人間が走る以上、ウサイン・ボルト選手でも、あなたのお子さんでも同じ公式があてはまります。足の回転数(=ピッチ)は、1秒間の歩数。1秒間に何歩足が前に出るか。
歩幅(=ストライド)は1歩の距離。この2つの掛け算によって走るスピードが決まります。この速く走るためのコツを理解せずに
トレーニングすると、効率が悪くなってしまいがち。まずは速く走るためのポイントをしっかり押さえてください。
実は、速く走りたいお子さんが取り組むべきことは決まっています。
回転数(ピッチ)を上げることではなく、歩幅(ストライド)を大きくすることです。
なぜなら、回転数(ピッチ)を大きく上げることはできないからです。
上がらないわけではありませんが、効率が悪いのです。人間の走り方には限界があり、大人でも子供でも、回転数は1秒に4~5回が限界です。
ちなみに、世界最高タイムを記録した時のウサイン・ボルト選手のピッチが4.8回。もしごく普通の人のピッチが4.2回でボルト選手との差がわずかに感じられたとしも、それ以上ピッチを上げてボルト選手に近づくのは至難の業です。それは大人も子供も同じ。回転数を0.1上げることは非常に難しいのです。
歩幅を5cm伸ばすだけで、1秒間に進む距離でほぼ差がなくなりました。
ただし、ただ1歩を大きくすればいいわけではありません。実際に1歩の歩幅を最大限大きくして歩いてみてください。最大限です。 すると、当然「かかと」から着地してしまいますよね?
その走り方では、回転数が落ちてしまいます。上の表の通り、回転数は以前と同じでなければいけません。(もちろん、回転数も上がれば、もっと速くなります) すなわち、「速く走る走り方」とは、「足の回転数を落とさずに、歩幅を最大限広げる走り方」です。
どうすればそんな走り方ができるようになるのでしょうか?
ポイントは「基本の姿勢を保ち、反発力を上手に使えるようになる」ことです。
体操と勉強の教室では、跳び箱やマット運動の中で助走などで走りの指導も行います!
運動会が近くなると走る練習なども行います!
小学生の内から走る練習をすると、中学生から様々なスポーツで役に立ちます!
是非一度体験してみてください!
お待ちしております!